さくひん


書家 山田 
1972年生まれ
双子座 AB型
正筆会 理事(師範資格有)
日本書芸院一科会員






平成14年8月 第19回 読売書法展 入選作

何となく君に待たるるここちして出でし花野の夕月夜かな
御空よりなかばはつづく明きみち半はくらき流星のみち
うたたねの夢路に人の逢いみこし蓮歩のあとを思ふ雨かな




平成15年2月 第31回 日本の書展 出展作

かすかなる風の音にも耳立つる寂しき山のみづうみにして
天雲は日落ちて後も美しくその刹那より陸は色無し


  

平成15年8月 第19回 読売書法展 入選作

なびき寄る雲のすがたのやはらかきけふ富士が嶺の夕まぐれかな




平成16年2月 第32回 日本の書展 出展作

限りなく富士より雲のひろごりて人ははかなき物思ひする
山つたふ川の瀬早し我は知る時の流れのかくの如きも




平成16年8月 第20回 読売書法展 入選作

なつかしき 春の形見か うつぼぐさ 夏の花かや紫にして
青原の野風の中に深山よりこし香まじりぬ白百合の花




平成17年2月 第33回 日本の書展 出展作
平成17年2月 第59回 日本書芸院展 特選

かくてなほ無限の時をもつことに誇る自然のうとましきかな
小指をば空にあてたる跡のごとまばらに星の見えて風吹く
おぼろげのものと不思議を思はざる心となりて悲しかりけれ